今日はテクニックを紹介します。
今日は車のサイドなどにデザイン的なピンストライプ(フレイムスも含みます)のラインを
入れる時のテクニックを紹介してみようと思います。
1、まずデザインをマスキングテープでライン取りします。
2、ライン取りが終わったらその上にマスキングペーパー(薄い紙なら何でもいいです。)を覆います。
その際、マスキングペーパーは車のフロントフェンダー、フロントドア、など区切りの
良いところで分割すると作業がしやすいです。
マスキングペーパーを覆ったらその上からダーマトや鉛筆などの先の芯を横にして
こすり付けて、下のライン取りしたときのマスキングテープの型を浮き出させてください。
3、ラインの型取り終わったらそのマスキングペーパーを剥がしてダンボールの上や
作業台の上などに広げます。
そして次にこの 「POUNCE WHEEL」 という道具を使います。
4、マスキングペーパーのライン取りした型の上を「POUNCE WHEEL」を使って
押し付けながらコロコロとなぞっていきます。
5、するとこのようにマスキングペーパーに点々と小さな穴が開いていきます。
6、次に小さな穴を開けたマスキングペーパーを一番最初にライン取りしたマスキングテープが
貼ってある車のボディサイドとは反対側のまだ何もしていないボディサイドに
貼り付けます。(この時に一番最初にライン取りしたマスキングテープが貼ってある
車のボディサイド側と同じ位置に反対側のボディサイドもマスキングペーパーを貼り付けます。)
7、チョークの粉の入った袋です。
8、次にチョークの粉の入った袋を 6、で紹介したマスキングペーパーの上を
小さな穴の開いた上をポンポンと軽くハタきながらなぞっていきます。
9、最後にマスキングペーパーを剥がすとチョークの粉がラインをかたどってくれます。
この方法を使えば片側をライン取りした後に、あまり時間をかけずに反対側にも同じラインの下書きを
写すことが出来ます。写した後はマスキングテープでラインを整えてピンストライプを入れましょう。
矢沢さんの話題ではなく今回は仕事に関係する事を紹介してみました。